突然ですが、あなたが会社内で部下を持っているならば、そのすべての部下に全幅の信頼を置いていますか?近年の営業職などでは、外回り社員にGPSを持たせサボることのないよう監視している会社もあると聞きますから、なかなか全員に信頼を寄せられるという訳ではないのかもしれません。ある程度のサボりならば容認している企業もあると耳にすることもあります。そして実態解明はコストでもあります。会社としてうまく運転しているなら多少は目を瞑っても…という思いもあるのかもしれません。
しかし、目に余るという言葉があるように、看過できない状況はあるものです。そしてその状況が続くことは、会社そのもののリスクといわざるを得ません。たとえば・・・
・営業と称して一日中パチンコにふけっている
サボりによる人件費の無駄や、平日の昼間に社名の入った制服や社用車でパチンコに訪れている。
・同僚と不倫関係にあり、勤務中にホテル等で密会している
のちにそれが明るみになったとき、思わぬ従業員の喪失や会社のイメージ汚染にも繋がります。
・副業をしている
公職の場合は尚更です。闇バイト等、危険な単発バイトで急な逮捕リスクも。
・競合他社に自社製品やプロジェクトを横流ししている
いわゆる背任行為です。
・自社に報告のない営業行為で金銭を横領している
従業員の思わぬ着服はないでしょうか?
・パパ活等、違法行為または公序良俗に反する行動をとっている可能性がある
プライベートな時間も含め、従業員の素行は会社のリスクを呼ぶものではないでしょうか?
など、様々なケースが考えられます。これらが常態化している場合、様々な企業リスクに晒されることになります。そして勤務態度は他の従業員に伝播していくものでもありますから、放置状態を続けることは会社としてとても危険な状態と言えます。
前述のような行動を受け社内で対応策をとったものの、依然として改善が見られない場合、当該社員に対する懲戒や解雇が検討されることになります。しかしながら懲戒や解雇のハードルは高く、法律の壁に阻まれ簡単に下せる決定ではありません。法律の言葉を借りると「客観的に合理的な理由」が存在し、かつ「社会通念上相当」であると認められることが必要とされています。
これらを企業側が最も素早く、的確に示していく材料となるものが、探偵による調査と考えます。勤務中から、必要とあればプライベートな時間まで従業員の行動調査を実施します。言い逃れのできない、圧倒的な証拠映像をご提出します。